わからないなら聞けばいいのに。婚活パーティーに着ていく服がわからないから店員さんに聞けて良かった 

婚活パーティーでの服装はとても大事!
しかしファッションセンスのない男にとっては未知の領域です。
学ぶにしても何をどうしたら良いかもわからない・・・
わからないから聞いて良かった、そんな普通の事が今まで出来なかったというお話です。

わからないなら人に頼っても良い(気づきと学び編)

自分自身、服のセンスがあるか?と言われれば多分ないと思う。
それでもボロボロ・ヨレヨレは良くないぐらいはわかっています。
きっと自分では「普通」と思っていました。
ただ婚活をやっていると「自分の思っている普通」が時に間違っている事に気づかされる。

だからこそ自分以外の人の見方がとても参考になります。
他人の中でも、お世辞や気遣いのない素直に客観的な意見。
一般的に「僕の服装どう思います?」と聞いても、多少おかしな所があっても「普通ですよ」と言われるだけ。
お世辞交じりの答え、それじゃあ意味がない。

自分なりにコーディネートとか調べたけど、そもそもの意味がわからない。
コンビニでメンズファッション誌をパラパラ見たけど、体型も違うしピンとこない。
清潔感のある服装が良いはわかるけど、具体的な色やバランスとか。
良い悪いの基準がまったくわからない、初歩の初歩って感じ。
自力では不可能と判断し、ハッキリ言ってくれる人を探してみて思い浮かんだのは知人のケイコさん。

家電量販店で携帯販売をしている(28)。
ガジェットオタクでスマホの操作や機種、携帯乗り換えやセール情報を教えてくれる人。
暇な時に店に行って、何でも気軽に話せる間柄です。
28才で独身、彼氏なし、気を遣わず話せるし、過去に2~3回食事に行ったかな。
こんな良い人が近くにいると思われるが、何と言ったら良いか、まったくもってタイプではない。

見た目はメイプル超合金の安藤なつさんをそのまま小さくしたような人。
接客業で普段は猫をかぶっているけど中身はガサツで口が悪く性格にクセがある。
彼女の長所はメイクやファッションに詳しいところ。
メイクや加工を駆使して、噓でしょ?ぐらい超絶美人のような詐欺写が得意なんです。
あまりに別人になりきる自撮り、恐怖すら感じる変身技術(写真)を持っている。
まったく異性を感じなく、お互いそうだからこそ友人のように何でも話せるんだけど。
思い切ってファッションにつて聞いてみようと思いました。

ケイコちゃん?元気?
今度、相談したい事あるけど空いてる日あるかな?
はぁ?何、相談って。
気持ち悪いんだけど。
お金貸してとかならないから。
は?ちがう、ちがう。
メイクやファッション詳しいでしょ?
ケイコちゃんだからこそ聞きたい事があってね。
おごるからご飯行かない?
え~?まぁおごりなら良いよ。
で、いつ?

とりあえず、レストランに呼びお世辞なしで率直に話してくれそうなので聞いてみた。
今、こういう背景で婚活中ということ。
服装を見直したいから意見を聞きたいということを伝えた。

え~?人の好みだからわからないよ。
良いよ、ハッキリと言って。
絶対怒ったりヘコんだりしないから。
本音で言ってくれた方が助かるから!

 

そんなハッキリ言ったら悪いし。

そんな押し問答を繰り返してると、だんだんケイコちゃんもだんだん苛立ち始めてる様子。
もうキツい言葉でいいから、本音で言ってくれ!とお願いしました。

そのラクダ色のパンツはありえない。
うちのおじいちゃんみたい。

 

メガネももっとフチのあるやつにしたり、
前髪も切った方が良いよ。
ちゃんと顔とか洗ってる?
部屋とか汚そうに見えるよ。
えっ!?
全体的にグレーとか茶色とか暗い。
いつも同じような服着てるよね?
そのコジキ色やめた方が良いよ。

と、こんな感じで20分ほど徹底的にダメ出ししてもらいました。
言ってくれとはお願いしたけどボロクソ言われた気持ち・・・
何?コジキ色って。
そこまで言わんでも良いんじゃない?
今までそんな風に思っていたなんてのもショック。
人格否定もされた気持ちでしたが、ようするに「自分は服のセンスがない」のだけはよくわかりました。
でもこうして言ってくれることはありがたいですね。
こんな辛かったもは久しぶりだけど。

「婚活用の服を選んでください」と正直に言えた

早速、服を改めるために買い物へ行きました。
ただ、どこへ行けば良いかもわからない。
服装に無頓着だった人ってこんなものじゃないでしょうか。
ただ何となくユニクロとかじゃダメなのはわかりました。

私はデブなので、普通の服屋だとサイズがなかったりします。
しまむらあたりはサイズ豊富で良いですが、ちょっと今回はパス。
そこで良いのか悪いのかわからないけど「大きいサイズ専門店」にしました。
初めて大きいサイズ専門店に入るのは抵抗があったりするものです。
太っているのを認めたくない、小さな「見栄」みたいなのがあるからでしょう。

そんなこと言ってられない!と頭を切り替えました。
紳士服のAOKI内にある、大きなサイズのメンズ服専門店「SizeEMax」
2L~8Lぐらいまであって選びやすい。
デフォルトで世間一般のサイズより大きくて、私は2Lで十分ぐらいでした。
普段、店員さんの声がけはして欲しくないタイプですが今回ばかりは聞いてみようかと。

すみません。ちょっと服を選んでいただきたくて・・・
どのような感じが良いですか?
どのような?
あの、キレイな感じで似合うような・・・

どんな感じの服、雰囲気が良いのかすら自分でわからない。
ようは、婚活パーティーで着る服装なんだけど。
うまいこと伝えようがない。

世の中、婚活をしていることを「人に知られたくない」「恥ずかしい」と思っている人も多いです。
私もそう思ってました。
婚活パーティーやお見合いの服装を選んで欲しいと言えば済む話なのに。
頭ではわかってはいるけど、なかなか勇気が出ないものです。
ここでも変な「見栄」があるんですね。

多分、自分の持っている「良くないところ」です。
こんな事でグズグズしている時間はないし、そんな見栄は邪魔になるだけ。
別にどう思われても良いと吹っ切れて言いました。

今度、婚活パーティーに行くんです。
その時に合うような服を選んで欲しいんです。

女性の店員さんは一瞬、えっ?という顔をしたけど「そうなんですね、わかりました」と笑顔で対応してくれました。
体のサイズを測ってもらい、あちこち探し回って服を持ってきてくれて。
店内が落ち着いてるのか、女性店員さん二人(30才ぐらい?)で対応してくれました。
店員さん同士で、私はこっちの方が良い、私はこっちかなぁ?と親身に選んでくれました。

婚活というのは、普通の人にとっては未知の世界。
店員さんは興味があるのか、どんな感じなんですか?うまくいってますか?など聞いてきました。
初めは堅苦しい接客でしたが、婚活話がきっかけで気さくに話せて明るくノリの良い方々でした。
キレイな方だったので何となく、

ご結婚はされてるんですか?
いえいえ、一人です。
そうなんですね。
私とか・・・
あ、大丈夫です(笑)

私とかの、「し」ぐらいでお断りされました(笑)
もちろん冗談で笑い話ですが、それだけフレンドリーに対応してくれました。

一時間ぐらい付きっきりで選んでは試着をしてお会計。
¥40000ぐらい・・・
正直、こんなに服にお金をかけたことがなかったので驚きましたね。
良いんだ、婚活とはお金がかかるもの。
でも店員さんが、今アプリ入れればクーポンあるはずだからと言ってくれて。
そこから¥8000ぐらい安くなりました。
高く買ってくれれば店はうれしいものって思ってたけど、私の立場でいろいろ考えてくれましたね。

「笑顔が一番のファッションですよ」
「婚活がんばってくださいね」
「困ったらいつでも聞いてください」
とか言ってくれて。

帰りの車で、何かジーンときて泣きそうになりました。
自分のために一生懸命考えてくれたことが、とてもうれしかったです。
こんな買い物は初めてかも。
しかもお互いwin-winの関係ですからね。
心からありがとうでした。

わからないなら、自分には持っていない知識・技術を持ったその道のプロに聞くのが一番です。
なのに自分でわかったようなフリをするから、ややこしくなる。
別にやましいことでもないし、人は聞いて悪く思ったりしないですからね。
変な「見栄やプライド」のせいで、こんな簡単なことができていなかったと痛感しました。

今でもたまに服を買いに行っています。
成婚したあかつきにはきちんとお礼を言いに行くからね!

見栄とか隠していることを言えてラクになった

今まで人に、なんで結婚していないの?と聞かれては、
「なかなか出会いがなくて」
「良い人がいればねぇ」
「一人も気楽で良い」
なんて言葉で濁していましたね。
これは全部ウソ、本心じゃありません。

・独身でいるのは気楽だなんて思ってない
・結婚をしたいけど、出来なくて困っている
・本気であり、必死である

婚活をしてることが恥ずかしく思ってて、ごまかしたり見栄を張ってたんですね。
日常でモテないんだから、こっちはお金を使わないと出会いすらない。
自然な出会いは今後ないと思うし、そんなどうなるかわからないものを待ってる時間も余裕もない。
見る人によっては哀れに見えるかもしれないけど、これしか方法がないんです。
結婚できなくて困っていて、必死なんです。
知ったかぶってたけど、服装や女性との接し方がよくわからないまま生きてきました。
出会いがなかったのは言い訳で、恋愛から逃げてきた自分の責任です。

独身でいることで人に笑われたり、必死なのを見下されるのは嫌だけど、その人のために結婚したいわけじゃないし。
自分がしたいと思っているからがんばってる。
それで良いじゃないかと思えるようになりました。
だってそれがありのままの事実ですからね。

もう婚活をしていることは恥ずかしく思わなくなりました。
わからないことはわからないと言えますし、人にアドバイスをもらうことに抵抗はありません。
もしかしたらこういう「見栄」みたいなものが、今だ独身でいる理由かもしれませんね。

・自分は結婚したいけど出来なくて困っている
・だから必死でがんばっている
しっかり本心を認めて、そう言えるようになったらラクになりました。
今までどこか肩の力が入っているような、後ろめたいような気持から解放された気分です。
カッコつけたり、見栄を張るのは本当に疲れました。

今の現状はすべて自業自得だけど、世の中人の不幸を面白がる人ばかりじゃないですからね。
人を想って言ってくれたり、力になってもらえることは本当にありがたいです。
優しい、人の愛に触れたような、幸せな気持ちになりました。

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